【WICとは？】アメリカ政府からの食費補助！？ざっくり解説！

Aug 18 2021

アメリカで生活している日本人の方なら思いますよね、「アメリカ、物価たっけー(白目)」

アメリカで生活していく上で非常に困難な問題ですし、これから渡米される方は懸念しているのではないでしょうか…😵

そんなあなたに！

私の経験談を交えて、政府が行っているサポートをご紹介します。

子どもに優しい国アメリカでは

妊婦さん&5歳以下のお子さんがいる家庭で貰える食費のサポートがあります。

ちょ、待てよ。

お子さんがいない方は一番最後のトピックまですっ飛ばしてください。

お子さんいない方でも対象になってるサポートをちょこっと書きます。

さて、本題に戻ります。

アメリカで妊婦さん&5歳以下のお子さんがいる家庭で貰える食費のサポート…

それは WIC (ウィック)です。

ウォークインクローゼットではないです、ウィッグでもないです。

私も利用していました。

今回は私の経験談からWICに関してご紹介します。　

私はMAなので、他州の方はご参考までに。

※このページでは、ざっくり書いておきます。

もう少し詳しく解説・感想付きで書き加えたページがありますので、興味のある方は今のページではなくこちらをお読みください。※

さて、私がWICを知ったのは妊娠初期、産婦人科の入り口でした。

たくさんの貼り紙がある中で「WIC」　という文字を見つけました。

実は皆さん、気付いていないだけでスーパーなどに同じ「WIC」の表示があるのです。

《 WIC とは？？》

Women Infants & Children の略。

お子さんを育てるための食費や母乳育児のサポートです。

アメリカの子ども5人に1人は利用しているとか。

とにかく子どもに優しいアメリカならではのサポートですね！

《誰がもらえるの？》

妊娠中のプレママ、5歳以下のお子さんがいる家庭で、かつWICが定める規定の世帯収入以下の家庭が対象です。

どうやら妊娠6ヶ月頃から貰えるようです。

これは(恐らく)VISAステータスには関係ないようです。

州ごとに異なるとは思いますが、先述した通り、世帯人数や世帯収入での規定があります。

「WIC program お住まいの州の名前」で検索すると出てくると思います。

たまに耳にする方もいるかと思いますが、Food stamp / SNAPとは異なります。こちらは詳しくないのですがちょこっとだけ後述します。

《何がもらえるの？》

私の場合なのであくまでもご参考程度に。

大まかには

●Fruits & vegetables

●Whole grains

●Dairy

●Peanut butter & beans

●Cereal

●Juice

●Infant foods　　です。

対応しているお店や商品は州によって異なるようです。

例えばMAではWalmartやtargetでは使えません。ですが他の州では使えるところもあるようです。

また、自分が妊娠中なのか、母乳育児中なのか、フォーミュラで育てているのか、お子さんが何歳なのか、お子さんの人数などでベネフィットは異なりますし、随時変更されます。

また、対象のスーパーではWICが使える商品の陳列棚の価格表示の部分に「WIC」と表示されています。

気になる方は今度スーパーに行ったときにチェックしてみてください。

私の場合は毎月なんだかんだ、WICで$300〜500分くらいはスーパーから食料をいただいていたと思います。

《加入するには？》

「WIC program お住まいの州の名前」で検索して、HPからeligibilityなどをチェック、そしてapplyします。

WICは頼めば電話通訳が使えます！

助かる〜😭💖！

Applyする際に必要な情報は、世帯収入2回分の証明、週に何時間働いているか、などなど。

《加入するとどうなる？》

加入が認められると、WICのカードがもらえます。

これは対応しているスーパーでお会計の際にクレジットカードの様にスワイプして使います。

対象商品の金額だけこのWICカードから引かれ、その他一緒にスキャンした対象外の商品の残額は自分のカードや現金などで支払える、と言うシステムです。

うわーめっちゃ便利〜！

《実際に利用した感想》

もう感謝の一言に尽きますね。

毎月あんなにたくさんの食料をいただけて助かりました。

我が家は息子が1歳になるときの審査で、収入が規定以上になったと言うことで終了してしまいました。

《SNAP (food stamp)とは違う？》

WICオフィスでの面接の際に「Food stampはもらってる？」と聞かれ何のこっちゃ？でしたが、調べてみました。

SNAPはWICとはまた別のサポートで、SM〇Pとは関係ありません。

Food stampからSNAPに名称が変更されたようです。

こちらは加入が認められると、スーパーやAmazonなどのオンラインでも(すげぇ😲!)食料などと引き換えられるサポートだそうです。

ただ、私は実際に加入していた歴はありませんのでそれ以上詳しくは存じません…

とは言え、街でよく「EBT acceptable」と謎の呪文を見かけたなーと思い出しました。

こちらも「SNAP お住まいの州の名前」で検索すればeligibilityなどをチェックすることができます。

そしてこちらはお子さんの有無に関わらず応募できるようです(たぶん)。

ですが、WICの規定よりも所得額が低い家庭が対象のようです。

読んでいただきありがとうございました。

少しでもあなたの役に立てれば嬉しいです。

もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

苦しいアメリカ生活、少しでもエンジョイ出来ますように(私もあなたも)…